第二章 WEBサイト(ホームページ)の情報掲載について

第一章に引き続き では、どんな情報を掲載するのかをここで解説をします。
単に情報量が多くても「有益な情報」とはいえません。
1つの情報に絞り込むことは一章で説明をしましたが、絞り込むだけでは有益な情報とは言えません。

「売れないWEBサイト」と「売れるWEBサイト」では決定的な違いがあるのです。

それは、売れないWEBサイトは3流の営業マンを雇っているのに対して、売れるサイトは一流のスーパーセールスマンを雇っているのです。

三流のセールスマンは、自社の商品を買ってくださいといわんばかりに商品の自慢をしています。
機能や使い方など一生懸命伝えようとするのですが、お客さんはかえって「売り込まれたくない」「何が良いんだろう?」となります

WEBサイトに置き換えると、いきなりホームページを開くと「これがお勧めです」というような表示をされても、情報を探しに来られた方にとってはありがた迷惑なのです。

もし、実店舗で店員が商品を見ている最中に「これが似合います!」と手をこすりながら歩み寄ってきた場合を想像してみてください・・・絶対に買わないですよね。

誰に対して何を売っているか・・これがシンプルな話なんですが非常に大事なんです。

一方、一流の営業マンではというと対象となるお客様に対してその方が求めている悩みを解決してあげる方向へ自然に導きます。
そして決定的な違いは「売る」ということではなく欲しくさせているということです。

ホームページで言えば、三流営業マンは「売りたい」気持ちが全面に押し出されており、一流営業マンはまず自社の商品ではなくお客様の不安や悩みから商品の情報を提供し、欲しいかどうかを見定めています。まさにWEBサイトは「便益」を提供することがきわめて重要なのです。